皆さんこんにちは、こんばんは!!
現役介護福祉士のyaaaanです。
今日のブログから数回に分けて介護とは?介護の仕事って?yaaaanなりの考えや考察など踏まえてご紹介できればと思っています。
今後、介護の仕事に就きたい、介護を必要とする家族がいる方や純粋に介護の現場で働いている人のことを知りたい方などに多く見ていただけたらいいですね。
ちなみになぜ私が介護の仕事を始めたのかは前の記事を見てみてください!!
では始めます!!
介護とは?
そもそも介護とは何なんでしょうか?
私も漠然としながら働いていました。もちろん就職した際にはホームヘルパーの資格を持っていましたが職場の先輩方に指導されたことをただ漠然とこなしていただけでした。何となくご飯のお世話、排せつのお世話程度の知識しかありませんでした。
介護の概念
詳しい介護の概念とは...
身体上又は精神上の障害があり日常生活を営むのに支障がある者につき入浴、排せつ、食事、その他の生活行為を援助することとなっています。
また上記の障害ではなくても老年者(お年寄り)も含まれています。
介護の概念について調べてみると結構具体的に行う領域、対象者を設けてありました。
その他の生活行為とは、更衣や洗面など日常生活の一部のことです。
また介護福祉士では援助だけではなく、介護を必要とされている方にその介護に関する指導も行うとあります。
高齢化社会の影響
ここで高齢者について少しまとめてみました。
皆さんも少しは耳にされたこともあると思いますが、今の日本は高齢化社会です。高齢化社会とは具体的に言うと65歳以上の高齢者の方が多くなっていることを指し、その数は平成30年10月では総人口に対して28.1%、75歳以上の高齢者の数は総人口に対し14.2%となっています。また75歳以上の高齢者の方々の割合が多くなると超高齢化社会と言います。
ここで疑問に思ったんですが、今後どこまで高齢者の割合が増えていくのか気になり調べたところ令和18年では高齢者の割合が33.3%、令和47年には38.4%になっていくみたいです。約3人に1人は高齢者の時代。(あくまで統計的に計算されたものです)
このことを踏まえて、今後純粋に介護者が足りなくなると予想されています。今現在も介護者が不足しているので今後の課題とされています。
介護者不足について
今現在、私も介護の現場で働いていますが正直全く人手が足りていません。
私は病院の介護福祉士として働いていますが、病院ですら人手が足りない状況では、介護施設等で働いてらっしゃる方はもっとハードな仕事になっていると思っています。その理由としては単純で、病院には看護師さんが多数いらっしゃいます。介護業務をするわけではないのですが単純に人手は多くなるからです。
介護者不足の背景について少しまとめてみました。私個人の意見も踏まえてお伝えします。
介護に対する世間的イメージ
皆さんは介護に対してどのようなイメージを持っていますか?
イメージ自体は人それぞれだと思います。ただマイナスイメージの方が多くないでしょうか?
・力仕事
・人のお世話をする(排せつ介助など)
・危険
・給料が低い
3K などと言われたりする方もいらっしゃいます。
(3K とは、キツイ(体力的・精神的)、汚い、危険の総称)
どうしてもこのようなイメージがあり敬遠されている職業だと思います。
ただ、いいイメージを持たれている方も多いと思います。
・やりがいがある
・感謝される仕事
・雇用先に困らない(人手が足りていないので雇用されやすい)
・自分のステップアップが可能(将来国家資格である介護福祉士の受験ができる)
このように、いいイメージ悪いイメージ双方ある中でどうしても悪いイメージが先行してしまっているのが介護者不足の原因だと考えています。
給料面での不安
次に給料面の不安についてお話します。
正直給料はお世辞にも高いとは言えません。全国的な平均を見ても他の職種の方が年収は高いです。賞与を見ても不安定で支給されても少額など年収の低さが目立ちます。
そのようなこともあり、国から介護職員に対してお金を支給される制度(処遇改善手当)もあります。
ただこの制度は少し複雑で各事業所の申請内容によって支給される金額も変わり、また支給されるのは介護職員本人に直接ではありません。一旦国から各事業所に支給され事業所から介護職員に支給となっています。しかも事業所が介護職員に支給するお金は各事業所に任せられています。大げさに言ってしまえば事業所が施設運営に使用するから支給はしません!と言われても文句は言えない状況なのです。
このような状況では介護職員不足も納得ですね。
まとめ
今回の記事では介護について、介護職員の不足について大まかではありますがまとめさせていただきました。
次回の記事からは実際に介護を通して感じたこと、思ったことを書いていこうと思っています。ではまた次回の記事でお会いしましょう!!
~ to be continue ~